被災者の甘え?

この頃TVの報道で仮設住宅の空き家(未入居)について取り上げられている。
高倍率のなか折角当選しても未入居のままで放置してある住宅が多いとのこと。
鍵だけ受取って、全く入居した様子の無い家屋。
また未開梱の荷物が放置され、倉庫になっているだけの家屋などが映像で紹介されている。
仮設住宅に住みたくてもなかなか当選できない多数の人達がいるというのに・・・。
入居しない人達はとりあえず"住処だけは確保しておこう"という身勝手な発想が基になっている。
じゃあ今は如何しているのか?
温泉付の避難所に居て、家族揃って無料で快適に生活している。
買物が遠くなるからイヤだ・・・。
当該者にも仕事や生活費の事など当然言い分があるだろう。
また、行政からの手当てが後手になっている・・・など。
しかし、何か間違っている!!
自分たちは「被災者なんだから与えられて当然だ」という甘えの構造が根本にあるように思う。
被災者でも懸命に自立しようとしている多くの人々には何とか援助の手を差し伸べたいものだ。